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熱中症に注意!2023年7月20日(木)

この異常な暑さで人間もワンコも相当ダメージを受けます。
毎年この季節に「熱中症予防」についてお話しますが、年々気を付ける事が増えてきている気がします。

まず、室内での過ごし方。
ほぼ24時間冷房をつけるのは当たり前になっていると思います。
が、たまに飼い主さんが「冷房が苦手だから扇風機と窓開けて過ごしています。」と言われる方がおられます。
最近の気温ではぜ~たいに無理!!!
ワンコの為に我慢して冷房をつけてあげて頂きたいです。
と言うか、飼い主さんも危ないと思います。

次にお散歩問題。
昼間に行くような方はおられないと思いますが、朝晩もまだまだ時間によっては地面が熱く、雨上がりなどは高温の湿気がワンコに直撃です。
呼吸をするたびに熱い湯気を吸いこんでいるような状態です。
お散歩中にバッタリ倒れてしまう可能性もあります。
室内同様、気温、湿度には十分気を付けて下さいね。

次にお出かけ。
暑い日はなるべく不要な外出はやめましょう!
外出時に車に乗せる時は必ず車内を冷房で冷やしてからワンコを載せて下さいね。
車内ではドライブベッドがお勧めです。
冷房がしっかり当たるし、ワンコの様子がよく見れます。
クレートに入れる場合は中に熱がこもりやすいので、日が当たる位置に置かないこと。通気の良い状態で置く事。
そして、暑がってないか中の様子を気にしましょう。
夏はイベントも多く今年はワンコを連れて遊びに行きたい方も多いかと思います。
でも、いつも涼しい室内で過ごしているワンコにとって夏のお外遊びが時には自殺行為になりかねません。
出かける前にもう一度よく考えてみて下さい。
ワンコはお出かけしたがっていますか?
「お出かけ」と「熱中症のリスク」を天秤にかけても「お出かけ」の方が大切な用事ですか?
ハァハァと口で息をしている時は身体の中の熱を外に出して体温を下げようとしているんです。
でも、暑い外にいるといくらハァハァいくらしても体温が下がりません。
どんどん体内に熱がこもってこれまたバタッと倒れる可能性が・・・
ハァハァしだしたらすぐに室内の涼しい場所に移動し、お水を飲ませてください。
自力で飲めないなら少しづつ入れてあげましょう。
そして、お腹、脇の下、太ももの付け根の内側を氷にタオルを巻いたもので冷やしてすぐに病院へ!
車内にワンコだけ置いておく事は絶対禁止!
冷房かけているから大丈夫って思ってていても、この暑さでバッテリーの故障が多発しています。
もし冷房壊れたりしてたら5分もあれば死にます。

お洋服。
冷房の効いた室内ではクール可能のお洋服を着る必要はありません。
逆に冷えすぎに配慮した肌触りの良い綿の物がお勧めです。
外出時はクール加工のお洋服が必要だと思います。
クール加工のお洋服以外のお洋服を着せての外出はとっても危険です。
オシャレしたい気持ちは分かりますが、ただ暑いだけ。
クール加工のお洋服をお持ちでない方は、毛色が黒い子は熱を吸収しやすいので白っぽいお洋服を着せてお出かけしましょう。
毛の短い子は日焼け防止の為に1枚着る事をお勧めします。なるべく薄い物を選びましょう。

シニア犬や持病のある子はもちろんですが、若くて元気な子でも気を付けてお過ごしくださいね。

どこに行くにも万が一の事を考えて色々備えて行動しましょう。
熱中症で亡くなるワンコは毎年います。
大げさなようですが、大切な子の命を守れるかどうかは飼い主さん次第です。
ワンコが熱がっているかしっかり観察できる飼い主さんであって下さいね。

全てのワンコが幸せになりますように(^_-)-☆

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