私が今挑戦している絵本の主人公「心良くん」。
ご存じない方もおられるので、今日は心良くんの紹介をしたいと思います。
既に心良くんをご存じの方も、あのスーパーウルトラ可愛かった心良王子を思い出しながら読んでくれたらいいなと思います(^^)/
この写真の真ん中の可愛い子が心良くんです💛
心良くん。読み方は「こころ」です。
心臓が良くなりますように。と願いを込めて「心良」と名付けました。
1日でも長く穏やかな日が続きますように。
その為には何でもしました。
心良は繁殖リタイヤ犬です。
引き取り時、10歳。
1,6kgのとても小さい子でした。
お顔の半分が目じゃないか?!ってくらい大きな瞳の可愛い子。
でも、その目は見えなくなってました。全盲でした。
歯は1本もなく、前足に骨折の跡あり。睾丸にガンがあり、てんかん発作も起きてたのでおそらく脳腫瘍の可能性もありました。
一番悪いところが、心臓・・・・
心音を聞いた先生が「こんなひどい心音は聞いた事ない。残念ですがタイムリミットです。」って言われました。
心臓が悪すぎて、手術も検査もできない状態でした。
心良に会った時、今まで会った子とは違う何かを感じていました。
引き取り先から連れて帰る車内で心良を抱っこしながら,
「この子が他の誰かの所に行くのはイヤだな・・・」と思い始めて。
家に着くころには
「私がお母さんになろう!」と決めていました。
心良を見たお客様の中には、眉をひそめて、
「可哀想に・・・・目が見えんの?もうだいぶ年寄り?ヨロヨロして涙が出るわ・・・」って言われる方おられました。
そして、とても心配してくれます。
でも私の目にはまだまだ赤ちゃんでスーパー可愛く見えてたんです(●^o^●)
心臓のお薬を7種類飲んで、食事、サプリメント、マッサージで体調をコントロール。
その間、何度も心停止を起こし、蘇生し、を繰り返しました。。。。。
今思えば毎日、綱渡りのような生活だったように思います。
それでもタイムリミットと言われてから、3年がんばってくれました。
その間、たくさんの方に可愛がって頂きありがとうございます。
たったの3年しか抱っこしてあげる事ができなくて・・・・
もっと早く繁殖場から引き出せてたら違ってたのにと思うと、今でもとても悔しいです。
そんな私と心良くんの運命的な出会い、心良くんが私に心を開いてくれるまでの事、不思議な経験、そしてお別れ、を絵本にしようと思っています。
10歳まで病気にも気づいてもらえず、お仕事をさせられてきた心良。
もっと長い時間一緒にいたかった。
もっとたくさん美味しい物食べて欲しかった。
もっといっぱい抱っこしてあげたかった。
心良の為に勉強したことや、試したことがたくさんあります。
今後、それらを他のワンコの為に活かす事が私の役目で、心良が私の元に来てくれた意味があると思っています。
心良が、この世に存在した証拠を残したい。
心良のような繁殖リタイヤ犬の存在をたくさんの方に知ってもらいたい。
繫殖リタイヤ犬や保護犬を家族に迎える方が増えて欲しい。
ワンコに辛い想いをさせる人間が減ってほしい。
そんな想いを込めて絵本を書きました。
絶対に実現出来ように頑張ります!!
コマチはワンコの健康サポート店です。
どんな事でも諦めないで相談してくださいね🐶
全てのワンコが幸せになりますように(^_-)-☆