トイプードルの太陽君。
14歳です
1時間かけて週に1回マッサージに、4週間に1回トリミング&炭酸泉&オゾンシャワーに来てくれていました。
実は太陽君、前立腺がんと肺がんの疑いがあるんです・・・
今年3月にまさかの余命3ヶ月宣言(+_+)
お母さんの希望で抗がん剤治療はせず、食事とサプリ、日常生活での過ごし方を気を付けていく方針を選択しました。
「店長~太陽を助けて~・・・」って泣き崩れたお母さん。
その姿が今でも頭にこびりついて離れません。気持ちが痛いほど解ります(T_T)
日頃からワンコの健康管理にとっても真剣に、手を抜くことなく取り組んでこられてのになんで??
これ以上の事はしようがないくらい取り組まれています。
なのに・・・・悔しくて悔しくて・・・・
太陽君は食に欲が全くない子で、気難しく頑固な性格の為、日頃から食ムラが悩みの種でした。
そういう子は体調不良で食べられないのか、ワガママで食べないのか判断が難しいんです。
お母さんは手を変え品を変え色々してきました。
ご飯食べない時もサプリメントだけは必ず摂るように。水素水も飲ませるように。
お水を飲まない時や2日間以上食べない時の対処法もレクチャーさせてもらって、その通りにしてこられました。
それでも最近ではますます食ムラがひどくなり、体重も落ちてきてお母さんの心配はMAXに(T_T)
太陽君をマッサージしている私に「太陽、死ぬ気がする・・店長、正直死ぬと思うじじゃろ?」って。
不安になる気持ちはよ~く解ります。
でも、お母さんの情緒不安定が太陽君に伝染して悪循環なので、こんな時はまずはお母さんの気持ちのケアが優先になります。
「ドッグフードや手作り食を食べさせないといけない!っていう固定観念を捨てて。太陽君が何か食べたそうにしてたらとりあえずオヤツでも良いから何でも出してみて。
ポイントは何種類かを別々に小分けにワンプレートに乗せて出す。
そしたら何が今食べたいのかよく解るし、好きな物はおかわりあげて。」
お母さんはドッグフードをあげんと栄養がとれん。
オヤツあげたらフード食べなくなるって思って頑なにフードをあげようとしていました。
「フード食べない子はオヤツも抜き!フードを出して20分経っても食べない時は下げて、次の食事まで何もあげない」このやり方は若くて元気な子に対してのアドバイスです。
太陽君の様に身体に爆弾を抱えている子には不向きです。
とりあえず口から食べてうんち&おしっこが出る事が大切なんです。
その後太陽君は美味しいお肉やオヤツ、お芋などをしっかり食べてくれています。
体重も少し戻りました(*^▽^*)
そして近所の病院で血液検査をしてもらうと、なんと!
全てパーフェクト\(^o^)/どこも悪くない!!
ガンに身体がむしばまれていると増えるであろう数値も正常値と減るであろう数値も正常値。
先生も14歳とは思えない見事な結果に驚いていたそうです。
一生懸命ケアしてこられた結果ですね(*^▽^*)
そのパーフェクトだった血液検査から2ヶ月後の現在。
骨転移が考えられる状態になっています。
痛み止めを使いながら、毎日平穏な日々を過ごせるように努力されています。
今ではマッサージに毎日通って頂いています。
「緩和ケア」の域に入っています。
以前私が経験した事を書かせて頂きますね。
1代目のふわりの病気が解った時、私は絶望感と恐怖で
「死んだらどうしよう・・・」「ふぅちゃん死なんで~!」
「もっと早く気づいてあげられんでごめんね・・・・」
と毎日泣いてました。
そんな私に主人が
「そんな泣いて暗い顔してふわりに触るな!陰の氣をまとったままふわりの食事も作るな!ふわりにマイナスの氣が入る。泣いても治らんのじゃけ、せめてプラスの氣を入れる努力をせぇ!そんなマイナスの言葉も氣も今のふわりには邪魔でしかない!!」と叱られました。
うちのパパ厳しいでしょ?でも、ごもっともだと思いました。
その言葉で目が覚めました。
その瞬間から気持ちを切り替え取り組みました。
泣くのはお風呂で。
ハイテンションで「美味しいご飯作るよ~!美味しいよ~!ごはんっ!ごはんっ!」って話しかけると嬉しそうにピョンピョン跳ねながら笑顔で応えてくれて、パクパク食べてくれたふわりの顔を今でもハッキリ覚えています。
そしてふわりは最期までご飯を食べ、オモチャで遊び、ふわりらしく旅立ちました。
その経験を太陽君のお母さんにも話して、今取り組まれています。
そんな中、先週ちょっと怖いなって感じる日がありました。
でも、気持ちを強く!ベストを尽くす!これを基本に頑張って危機を乗り越えたんです\(^o^)/
きっと今日よりも明日、明日よりも明後日の方が良い感じになる気がする(*^▽^*)
この先もまだまだ不安はありますが、1日1日を大切に。
太陽君が痛みもなく不快感もなく穏やかな日常を過ごせる事を最優先に☆
悲しいけれどいつかお別れの時は必ず来ます。
その時までに、1つでも多くの楽しい!嬉しい!美味しい!を感じてもらってお別れしたいと思っています。
病気が解っても、余命宣告されても諦めずに前向きに取り組んで頂きたいです。
私は今までの学びを活かし、飼い主さんやワンコが辛い時に、良い方向に道を変える事が出来たら嬉しいと思っています(*^▽^*)
太陽君、お母さん、一緒に頑張りましょう!!\(^o^)/
全てのワンコが幸せになりますように(^_-)-☆